シンスプリント
スネの内側の痛みが強い方へ
シンスプリントと呼ばれるもののほとんどは「脛骨過労性骨膜炎」を指し、下腿内側(すねの内側)の下1/3に痛みが発生することを特徴とします。この障害はランナーに多くみられますが、どんなスポーツでも、シーズンの始めや新学期に新入部員がハードなトレーニングを集中的に行った場合に頻発します。特に硬い地面の上を繰り返しランニングする、つま先を上げる筋肉を過剰に使いすぎる、などが原因となります。
症状として最初は運動開始時の痛みから始まり、それを放置すると運動中にも痛みが出るようになり、疲労骨折につながることもあります。
シンスプリントは我慢すべきではありません。
痛みを感じる時間が日々長くなり練習を通じて痛みを感じるようであればすぐに対策をとることが大事です。
このような症状は注意!!
- 脛の内側に沿ってうずくような鈍痛がする
- 不快感は運動開始時に現れ、そのあと消えて運動が終了するとまた不快感が出るむ
- よく長距離を走る
当院の施術
- シンスプリントの施術の第一選択肢は安静です。しかし、当院ではスポーツを中止させずに、治すという方針を立てたいと思います。
(シンスプリントは休めない選手が多くなるため) - 重心の位置や踵と膝の向き、足のアーチの形状や姿勢をチェックします。
- ふくらはぎの筋肉の柔軟性を改善します。
- テーピングで筋肉のサポートや、アライメント(関節の位置関係≒歪み)を改善します。