2024.01.13
頭痛 1
こんにちは
院長の古知屋です。
皆さん頭痛って日本人のどれくらい多いと思いますか?
15歳以上の日本人の4割は頭痛持ちといわれています。
約、2人に1人は持っているということですね。
家族、親戚、職場や学校などで頭痛に悩んでいる方もいらっしゃいませんか?
頭痛は、一時的で軽い痛みのものから、継続的なもの、耐えがたい痛みのものなど様々ですが、脳の重大な病気が原因となっている場合もあるため、「たかが頭痛」と軽く考えるのは危険です。一方、深刻なものとばかり捉える必要もありません。
ストレスや姿勢、血行不良など、周辺的な要因から生じる頭痛もあり、そのような場合は生活習慣を少し改めるだけで、痛みが起きにくくなったり、軽減したりすることもあるのです。頭痛のことをよく知って、正しく頭痛のお辛さをなくしていきませんか?
頭痛は大きく分けて3つあります。
緊張性頭痛(1番多い頭痛です)
頭の横の筋肉や、肩や首の筋肉が緊張することで起きます。 筋肉の緊張で血流が悪くなった結果、筋肉内に老廃物がたまり、その周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。
片頭痛のようにズキズキする痛みや寝込むほど強い痛みではなく、動いても痛みは強くならず、光・音過敏や吐き気もありません。
起こるきっかけは、大半が身体的、または精神的ストレスです。 例えば、コンピューター操作などで長時間同じ姿勢をとるといった身体的ストレス、環境の変化による精神的ストレスなど。
ストレスによって神経や筋肉が過度に緊張し、筋肉に疲労物質がたまったり、脳内の痛みの調整機能がうまく働かなくなったりして頭痛が起こりやすい。
片頭痛ー肩こりからくることもあり、こめかみから目にかけて、片側を中心に、時には両側や後頭部までもズキンズキンと心臓の拍動に合わせるように起こる頭痛です。
特徴は体を動かして頭の位置を変えると痛みが増幅することです。また頭痛以外に吐き気、嘔吐、下痢などの随伴症状があり、光、音、におい、気圧や温度の変化に対し敏感になることも特徴です。
あとは、寝過ぎや寝不足、女性ホルモンの変化(月経周期)、天候や気圧の変化、空腹、肩こり、アルコールなど、実にさまざまです。
群発頭痛ー片方の目の周りにひどい痛みを感じることから「目の奥をえぐられるような激しい痛み」といわれます。頭痛のなかでも、もっとも痛みの強いものの一つです。
発生状況ー群発頭痛のメカニズムはまだ解明されていません。
夜間、睡眠中に発生することが多いといわれています。
次回は、緊張性頭痛や偏頭痛に対しての当院のアプローチをご紹介致します。
こちらから
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院長 古知屋 悠二